ごあいさつ

代表理事(会長)ごあいさつ

大学を卒業して以来、私にとってアカデミズムの世界はもっぱら書物の中だけでの付き合いでした。私はどちらかというと、ビジネスの道を選びました。そんな私が「学会」を立ち上げるからには、それなりの覚悟があります。

まず第一に、アカデミズムであれビジネスであれ、どの界隈でも、人が何に悩み、何がもとで対立し、どんな問題を解決しなければならないか、それに変わりはない、ということです。私もそれなりの年齢になり、人生経験も積み、万人に共通の悩みや問題をくぐり抜け、団体の運営に関しても、人並みな知恵を身に着けているだろうということです。

第二に、年齢を重ねることで見えてくる自分自身の真の個性や運命といったことを考えるなら、「夢」というテーマこそ余命をかけて取り組むにふさわしいものだということです。

私のいちばん古い記憶は4歳ぐらいのときにみた強烈な悪夢です。今でもそれを昨日みた夢のように皮膚感覚も併せて鮮明に思い出します。その夢の意味を、私は半世紀以上考え続けてきました。そして還暦を迎えようとする間際に、まるで奇跡のようにひとつの答えがもたらされたのです。

それは、半世紀以上の私の人生の「入口」と「出口」とも言うべき出来事でした。そして古い人生の出口を出て、新しい人生の入口を入ったときに、私の目の前にやってきたのが「日本夢学会」の設立という仕事でした。

そして、第三の覚悟です。

「日本夢学会」の初代会長になろうとすることは、少し大袈裟に言うなら、「夜の国」の統治者になろうとすることです。私たちが覚めた状態で実際の活動をしている現実の領域を「昼の国」とするなら、夢を作り出す源である領域は「夜の国」と呼べるでしょう。私はもっぱらそこに己の居場所を構え、そこを「国籍」とし、そこを統治する人間になろうとしているのです。そんな私から見ると、「夢」をテーマにしている多くの専門家が、いかに昼の国に身を置きながら、隣国である夜の国を眺めているかがよくわかります。それでは夢の本質に迫ることはできません。そんな専門家たちに、まったく異なる視点を提供することに、私は自分の残り時間を捧げようと思っています。


2021年7月吉日 小林敦

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特任上席理事ごあいさつ

「寝ているときの夢を、現実の問題解決に利用する?あなた正気ですか?」と、言われて、
「そう言われたこと」に戸惑った日から、28年の歳月を、トランスパーソナル心理学を基にした、「ドリームフレンド・風」オリジナルの、「夢の自己分析法=ドリームワーク」の研究・開発・普及活動に全力で取り組んできました。

私は、この度小林敦会長のご指名で、特任上席理事を拝命いたしました、
「ドリームフレンド・風」代表
大高ゆうこと申します。

28年の間に、私と亡夫(大高誠一・ペンネーム大高せいじ)は、「差し替え式夢解き日記帳」を実用新案登録し、オリジナルドリームワークの手法は、著しい新規性を持つ事業として、東京都の認定を受けました(中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法)。

また、個人対象の夢分析件数は、10万件を超えました。

このように、「正気」で、地道に結果を出してきたにもかかわらず、28年の歳月を経た今でも、「寝ているときの夢」と言えば、「夢占い」しか認知されていないのが、日本の現状です。

「ドリームフレンド・風」のドリームワークが、日本で認知されるには、100年かかる(フロイトの「夢判断」が認知されるまで100年かかっています)と、私は覚悟していました。

しかし、昔からのドリームフレンドであり、優秀なドリームワークマスターでもあり、日本屈指のケン・ウィルバー(トランスパーソナル心理学論客・哲学者)研究者でもある、小林敦さんのご発案で、このたび、「日本夢学会」発足の運びとなりました。

ようやく、日本にも、ドリームワークという、個人・社会・ひいては世界平和につながる、画期的な「睡眠時の夢を活用する方法」が、広く認知される機会が訪れたのだ、私の100年の覚悟は不要になった…と、感慨深く思っています。

人種・国籍・宗教・性別・年齢・心身の状態の違い…ありとあらゆる差別・区別を越えて、すべての人間の枕元にもたらされる、「夢」と言う名の、自分から自分へのメッセージ…

このように、「絶対的な無差別」を含んだ現象が、意味のないものであろうはずがありません。

私達にもたらされた、大いなるギフトである、「夢のメッセージを読み解く作業」は、夢をみた本人以外の、誰にも侵されない、絶対的な主体性と自由を担保するものでなければなりません。

そのためには、寝ているときの夢を語り合える「安全・安心な場」が必要なのです。

この度発足する「日本夢学会」が、あらゆるdreamerたちにとって、「安全・安心な場」であり、尚且つ「先進的・自由闊達な意見交換・交流の場」となることを、願ってやみません。

そして、日本初の、「夢学」を総合的に学べる、「日本夢学会」に、多くのdreamerが参加なさる事を期待して、私からのご挨拶とさせていただきます。

2021年8月吉日 大高ゆうこ


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会員からのメッセージ

「日本夢学会」の設立、まことにおめでとうございます。
待望の夢学会設立のためにご尽力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

私は、2年前に大高ゆうこさんに出逢い、以後定期的に大高さんのドリームワークを受講させていただいております。

今、体験を通して実感することは、

○夢は、自分の深層心理からのメッセージである

○深層心理は、誰よりも「私らしさ」を知っている

○深層心理は、自分を守り、自分らしく成長させてくれる羅針盤である

ということです。

私は、予期不安が非常に強かったのですが、ドリームワークを始めてそれが激減し、楽に生きられるようになりました。

また、ドリームワークを始めて10ヶ月後に、個人事業を立ち上げることができました。

半年前からは、夫もドリームワークに加わり、今は夫婦でいっしょに月2回のドリームワークを受講しております。

ドリームワークのおかげで、お互いをより理解し合えるようになり、お互いにお守り合い、それぞれの考えや個性を尊重し合えるようになったと感じております。

この夢学会を通して、1人でも多くの方に「夢のチカラ」に気づいていただき、自分らしく幸せに生きていただきたいと願っております。

私自身も夢学会で学ばせていただき、体験を通して「夢のチカラ」を語ってまいります。

今後とも、よろしくお願いいたします。

2023年5月29日 土山みゆき様より




この度は、「日本夢学会」設立おめでとうございます。
夢という、誰もが知っていながら、その価値を知るものはあまりにも少ないという現実を、「日本夢学会」が、ここに一石を投じる役割であることを信じています。

私は「日本夢学会」特任上席理事、大高ゆうこさんより、夢からのメッセージを受け取る方法を教わり、長年夢と向き合ってきました。
しかし、「30年やっても、夢解きは簡単にはいかない」と、常に思っています。きっと、価値ある事は簡単ではないのだと思います。

反対に夢のメッセージにより、自分が変わり、生活が変わり、自分の常識がひっくり返って、心も体も解放された事が多々あります。

夢解きもまた、人生と同じで、自分の思い通りにならないこともありますが、夢に注目すれば、二倍の人生を生きられると思っています。そして、一人ではなく、ドリームフレンドと共に夢に取り組めば、楽しく夢解きができます。「日本夢学会」の存在が、夢解きを広め、ドリームフレンドを繋ぐ架け橋となることを願っています。

2023年6月23日 ふく小林様より




この度は、「日本夢学会」設立おめでとうございます。

私は昔から気になる夢の意味を調べるのが大好きでした。
そして約1年前に小林さんを通して夢解きと出会いました。

夢を読み解いてみて、自分が想定していた意味とは別の方角からメッセージがやってきて目から鱗だったことを覚えています。

潜在意識の探究は普段使わない頭を使い、疲れますが、深く潜る感覚で楽しいです。
深く深く潜って見つけた宝箱は忘れかけていた自分と出会うような気持ちでしっくりきます。
未来への道筋や願望へのアドバイス、現状の把握、過去の振り返りなど 
夢からたくさん教えてもらいました。

夢を読み解くことで無意識で自分が望んでること、"夢"を自覚できるんです。

それを認識することで自然とそこに向かっていけるんだと思います。
そして忘れた頃に叶っていて、そういえば!という感じで思い出します。
そうして、私は長年悩んでいた母との関係が改善されました。

これからも夢と仲良くなっていきたいと思っています。

日本夢学会の設立で夢の奥深さを知る人が1人でも増えたらいいなと思います。

また、人の癒し、治療の一貫として医療、福祉と並んで夢が確立されたらいいなと思います。

この度は本当におめでとうございました。
私と夢を繋げてくださった小林敦さん、助川久美子さんに感謝を申し上げます。


2023年7月2日 澤登 未紗様より